苦しい選択だが、仕方がない。(2016/05/25 東京 ヒラタ♂9)

都会の公園では珍しく(?)、捲れが残るクヌギがある。
何で「珍しく」かというと、
大抵は、誰かに剥がされてしまうからだ。


以前、昼間の公園で、
子どもたちが、
バールのようなものや大きなマイナスドライバーを使い、
公園にある樹皮をことごとく剥がしながら、クワガタを探しているのを見た。

もちろん、注意はしたが、
何がいけないのか、彼らは全くわかっていなかった。

確かに、捲れや樹皮を剥がすと、
そこにはクワガタが隠れているのだから、
子どもなりに考えた末の採集方法なのであろう。




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今夜は貴重な樹皮捲れの一つで、ヒラタクワガタを4頭もみつけた。
ライトに驚き、ヒラタは一斉に樹皮捲れに潜ろうとするから
写真を撮る間は無い。

とりあえず、それぞれを手で持ちながら3頭は確保したが、
これは困った状態。


このままヒラタたちを残しておくと、
必ず樹皮は剥がされることになる。
これは確実だ。


しばらく思案した末に、
隣の森の樹液クヌギに移動しておくことにした。
そこには、洞はあっても樹皮捲れは無い。
つまり、
クワガタが居なければ樹皮が剥がされることは少なくなる。
「とりあえず剥がす」という輩もいるだろうけど…。


「クワガタ」か「捲れ」か?
今回は「捲れ」重視だ。


こんなことを書くと、また非難されそうだが、
せめて7月くらいまでは樹皮が残っていて欲しいと思うのだ。


都会のクヌギはそんな悲しい運命にある。





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今夜は、けっこう大きなヒラタに出会った。
後肢のふ節が両方欠けている。
越冬成虫か。
ちょっと惜しいな。







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by kinokoe | 2016-05-25 23:29 | 採集記 | Comments(0)

自動車無しでいろいろ歩き回って、東京ヒラタ中心に昆虫採集をしたことを掲載していきます。


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