2017年 08月 17日 ( 1 )
今シーズンのヒラタクワガタ観察を振り返って
私の周りに限って今年のヒラタクワガタ観察を振り返ると、「不調」という評価になるだろう。聞くところによると、多摩地域や東京近隣の埼玉地域も、ヒラタクワガタに関しては、近年稀に見る不調ぶりだということだ。
今年は、最も活動が活発になる5月後半から6月にかけて雨が少なかったことの影響が大きい。また、大陸からの高気圧が張り出して来ていて、関東は梅雨とは思えない爽やかな気候となっていた。
クヌギやコナラといった樹々は、樹液は出ているものの、昆虫があまり寄り付かないような状態のものも散見し、そこではコクワガタでさえ見つからない日もあった。そうしているうちに、爽やかな天候が続くと樹液は発酵せずに乾いてしまい、クワガタが寄り付くこともなく樹液場が閉じてしまうことになる。
そして、ようやく湿度や気温も高まってきた頃には、樹液場がカナブンやカブトムシに占領されてしまっている。つまり、クワガタたちは一斉に出てくるタイミングを失ってしまったかたちなのだろう。
おそらくヒラタクワガタは、発生して早々に高所の洞や捲れ、または木幹部の空洞に身を隠す事になったのではないかと推測できる。また、発生した成虫の数が少なかったということもあり得るだろう。
いずれの理由にせよ、相手は自然なので文句をつけても仕方がない。今後は、残ったシーズンの状態の持ち直しを期待しながら、二次的発生のヒラタクワガタを探して楽しむことにしようと思う。















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by kinokoe | 2017-08-17 23:08 | Comments(0)