今シーズンのヒラタクワガタ観察を振り返って
私の周りに限って今年のヒラタクワガタ観察を振り返ると、「不調」という評価になるだろう。聞くところによると、多摩地域や東京近隣の埼玉地域も、ヒラタクワガタに関しては、近年稀に見る不調ぶりだということだ。
今年は、最も活動が活発になる5月後半から6月にかけて雨が少なかったことの影響が大きい。また、大陸からの高気圧が張り出して来ていて、関東は梅雨とは思えない爽やかな気候となっていた。
クヌギやコナラといった樹々は、樹液は出ているものの、昆虫があまり寄り付かないような状態のものも散見し、そこではコクワガタでさえ見つからない日もあった。そうしているうちに、爽やかな天候が続くと樹液は発酵せずに乾いてしまい、クワガタが寄り付くこともなく樹液場が閉じてしまうことになる。
そして、ようやく湿度や気温も高まってきた頃には、樹液場がカナブンやカブトムシに占領されてしまっている。つまり、クワガタたちは一斉に出てくるタイミングを失ってしまったかたちなのだろう。
おそらくヒラタクワガタは、発生して早々に高所の洞や捲れ、または木幹部の空洞に身を隠す事になったのではないかと推測できる。また、発生した成虫の数が少なかったということもあり得るだろう。
いずれの理由にせよ、相手は自然なので文句をつけても仕方がない。今後は、残ったシーズンの状態の持ち直しを期待しながら、二次的発生のヒラタクワガタを探して楽しむことにしようと思う。















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# by kinokoe | 2017-08-17 23:08 | Comments(0)
カブト♀ばっかり (2017/08/14 東京 ヒラタ♂1)
今日もヒラタ向きの夜。
ただ雨が降った影響があり、まだ出てきていないだろうと思われる。


代わりにカブト♀の独壇場である。


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今までほとんどカブトを見なかったヒラタポイントで、今年はどういうわけかカブトが多い。
雌のカブトは産卵してしまうから、できれば居ないほうが望ましい。
でも来ちゃったものは仕方がない。
来年はカブトがさらに増えてしまうのかなぁ…。
ヒラタが減らなければよいのだが。


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今夜も常連の47ミリ。
ライトを当てていたら、メクレから出てきてくれた。















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# by kinokoe | 2017-08-15 00:43 | 採集記 | Comments(0)
ヒラタが出そうな夜だったけど…(2017/08/13 東京 ヒラタ♂4、♀1)
ヒラタが出そうな夜。


今夜が6月だったら期待大なのだが、
クワガタ観察としては、もう下火になる一方のシーズン終盤だ。


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いつものメクレには常連が顔を出してくれた。
樹液はまだ豊富に出ている。
しばらくは観察できそうだ。


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これぞ2次発生という感じで、
ハイシーズンには全然期待できなかった場所にマメピカだ。
土から出てきたばかりの様相。
今まで地面に隠れていたってワケですか?


今年はこのポイントでカブトのメスがよく見つかる。
困ったことだ。


次に訪れたポイントでは、常連の52ミリ。
やはり高所で活動中。写真は撮れない。


残念ながら、
2つ目のポイント観察中に通り雨がザーッと降ってきて、
文字通り「水入り」で観察終了した。
残された2つのポイントが期待できただけにもったいなかったな。













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# by kinokoe | 2017-08-13 22:52 | 採集記 | Comments(0)
夜の観察 再開 (2017/08/09 東京 ヒラタ♂3、♀1)
ミヤマクワガタのシーズンもそろそろ終わろうとしている。
濃いクワガタ屋の人ならぼちぼちヒメオオを見に行こうと思うのだろうが、
私のような自動車を持たない者は、あまり関心を持たないほうがよい。


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ミヤマもまだ見られるだろうけど、
地元のヒラタクワガタが再び姿を現すのを、残った夏の楽しみにしていこう。


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今夜は自宅からそれほど離れていないポイントを2ヶ所まわった。
調子の良い樹液場に1ペアとオス1頭。


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ただ、蚊の猛攻に会い、落ち着いて観察する状況ではない。
とりあえず写真を撮って退散だ。


その後、別のポイントで常連の52ミリに出会えたが、高所で写真は撮れず。


エンマコオロギが鳴く帰り道が妙に寂しい。












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# by kinokoe | 2017-08-10 21:54 | 採集記 | Comments(0)
ミヤマに会いたい Vol.6 (2017/08/09 埼玉 ミヤマ♂3、♀2)
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電車で小一時間。小さな駅で降りてすぐの低山に、さほど多くはないがミヤマクワガタが生息している。先日行った有名な産地とは違い、ここはクルマでは入れない。ミヤマクワガタに会いたければ、誰でも汗をかきながら登山道を歩き、ガレと落ち葉が覆う斜面をよじ登ったり、猛烈な蚊の攻撃に晒されたり、カメラのレンズが曇るほどの湿気に耐えたりしなくてはならない。私のような者にとっては大変ありがたい平等な採集地なのだ。


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だから、ここでは贅沢は言えない。山を登り、森の空気を吸い、精一杯の体力を使い果たし、そして、1頭のミヤマクワガタに出会えることに感謝する。


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# by kinokoe | 2017-08-09 22:39 | 採集記 | Comments(0)
ミヤマに会いたい Vol.5 (2017/08/06 埼玉)
クワ仲間のKさんとミヤマ観察に出かけた。
午後から雨予報で多少出かけるのに躊躇したが、台風が過ぎたあと急にミヤマが少なくなるようなこともあるので、この時期のチャンスは大切にすることにした。


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やはり、主だったクヌギ・コナラのポイントにはすでに新しい足あとや蹴り後がついている。
昨日は土曜だから、採集者も数多く来たに違いない。


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ものすごく目立つクヌギポイントも樹液にはカナブン1頭も付いていない。
仕方なく周りの太いクヌギをKさんが叩く。
なんと大きめなのが2ペアも落ちてきた。獲りこぼしだ。
ラッキー!


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その後、目立たない木を探してルッキング中心に探していくと、何だかんだで20頭以上のミヤマに出会ってしまった。
日曜日にしては好成績だと言える。


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心配なのは、樹液は多く出ているのにクワガタはおろかハチもチョウも集まっていないクヌギが多いということだ。もしかすると、このまま樹液が出なくなって、ミヤマのシーズンも終わりを告げるかもしれない。
できれば今週は毎日でも観察に出かけたいところなのだが、台風5号の通過が大きな障害になりそうだ。













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# by kinokoe | 2017-08-06 20:26 | 採集記 | Comments(0)
ミヤマに会いたい Vol.4 (2017/07/30〜2 北海道)
北海道に行ってきた。この時期、北海道は「蝦夷梅雨」と言って雨が多い時期。
昨年は、全日程で雨に祟られた。
今年はそれほど天気は悪くない。
まあ、ミヤマにたくさん出会えれば雨でも良いのだけど…。


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どこの山に行ってもこの通り、「熊注意」の看板である。
未だ出会ったことは無いが、地元の方の話だと昼間でもウロウロしているらしい。


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感じの良さそうな場所だな…と歩いていくと…


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足元はヒグマの足あとだらけであった。(^_^;)


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今年はミヤマの数が圧倒的に少なかった。
農家の方の話だと、今年は冷夏とのこと。
6月後半くらいに気温が上がった日が続いて、ミヤマのピークが過ぎてしまったようだ。


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樹液が出ていないから目視で全然見つからない。蹴っても落ちてこない。
だけどトラップを仕掛けると多少は集まってくる。


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それでも、よく探していくとポツリポツリと見つかる。
多くは67〜8ミリの、当地では中型個体。


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いつもたくさんのミヤマが集まる樹液には、なぜかノコが集まっていた。
おまけにカブトまでいた。


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仕方がなく、いろいろな樹種まで観察を広げたら、思いもしない木で発見した。
埼玉ではなかなか出会えない木なんだよな…。


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早朝の観察では、朝日が差し込むとともにミヤマが幹を這って行く姿を数多く見かけた。


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近所の民家から来たノーリードの大型犬に付きまとわれて、
しばらく別のポイントを探しに行っている間に
すっかり枝の上の方に登っていて、網が届かない場所に行ってしまっていた。


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蹴ったら絶対見失う場所だから、大きそうなのに手が出せない。
まいったなぁ…。(-_-;)












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# by kinokoe | 2017-08-02 19:33 | 採集記 | Comments(0)
ミヤマに会いたい Vol.3 (2017/07/22 埼玉 ミヤマ♂14、♀8)
先週と同じく、自転車で林道を登った。

本音は、土日に来たくない。
クルマが無い私はどうしても始動が遅れるからだ。
今日も9時スタートだ。

クヌギのポイントはほぼ全滅。
やはり先行者の足あとが見つかる。

仕方が無いから、取りこぼしを探していく。

林道を登り始めて、すぐに見つけた。


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写真には写っていないが、この他にも小型のミヤマがメスの奪い合いを繰り広げている。
コナラの幹にこんな感じで見られるときは状態が良い。


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ただ、今回の最大の失敗。
双眼鏡を忘れてきてしまった。
肉眼では、コナラの枝先を見て回るのはかなり厳しい。


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失敗を悔いてもしょうがない。
クワガタな「感じ」を探っていく。


双眼鏡があれば、もう少し時間をかけることができたと思うが、
なんだかんだで、かなりの数を確認したと思う。


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クルマは広範囲のポイントをまわれると思うが、自転車はゆっくりじっくりと探すことができる。
おそらく今日見つけたミヤマの半数はクルマでは見つけられないな。
体力さえ続けば自転車観察はけっこう良いと思うけど、
しかしながら、かなりのクワ馬鹿でないとオススメできない。













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# by kinokoe | 2017-07-22 20:54 | 採集記 | Comments(0)
ひさしぶりのヒラタ観察 (2017/07/19 東京 ヒラタ♂5、♀1)
昨日の激しい雨のお陰で、今夜は少し気温が下がった。
ここ数日、あまりの暑さにヒラタ観察は敬遠していたが、久しぶりに行きたい気分だ。
すでにヒラタの季節は過ぎ去った感があるが、もちろん少しはいるだろう。


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アリに埋もれながらカナブンと仲良く?樹液を舐めている。
これの他に45〜50ミリほどの個体がいたが、穴に潜られて撮影はできなかった。


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そして、ケヤキに大型のメス。


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場所を変えて、オスが3頭いたが、撮影できたのはこれだけ。
中には52ミリの常連もいたが、フラッシュも届かない高い場所だった。


ほとんど他の採集者に出会わないマイナーポイントのはずなのに、今夜は1人いた。
どうやらカブトムシがいた木しかみていなかったようで、早々に帰ってしまったみたいだ。
あまりディープに観察していないようだから助かる。













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# by kinokoe | 2017-07-19 22:02 | 採集記 | Comments(0)
ミヤマに会いたい Vol.2 (2017/07/15 埼玉 ミヤマ♂8、♀3)
自転車で林道を登る。
登坂途中にいくつかの有望ポイントが点在する。


最初のポイントで蹴ったときか、土手で滑って転んだときかわからないが、
腰を痛めた。

まだ行程は序の口だ。
仕方が無いからロキソニンを飲む。

途中から効き目が出てきて、快調にペダルが回った。
クワガタ観察には、やはり持っていたほうが良い。
何があるかわからないから。

登坂のポイントでは成果があがらず、
細いクヌギから小ミヤマとメス3頭が落下してきただけだった。

望みは、下りの沢コース。
3連休の初日でも、ここは採集圧が低いはずだ。

ゆっくり流しながら枝や幹を探していく。
登りは半端ではなく辛いけど、こんな時は自転車が便利だ。



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とうとう見つけた。
ずいぶん細い枝にとまっているものだ。


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66ミリ。
先週よりはましだが、まだサイズが物足りない。


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63ミリ。


この沢沿いは昨年見つけたポイントだが、まだまだ調べる楽しみが見つかりそうだ。














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# by kinokoe | 2017-07-15 17:45 | 採集記 | Comments(0)