今朝は早起きをして急行電車に乗り込み、やや遠方のポイントにミヤマ観察にでかけた。
なんたって車を持っていないのだから、駅から近いポイントしかねらえない。
そこが辛いところ。
今日の目標は65ミリ以上を見つけること。
これから行く場所は、有名観光地の近くで、みんな探さないだろうな〜ってポイント。
でも、そんなところでもちゃんと知っている人がいて、たいていはしっかり蹴り後が付いている。
だから、地道に双眼鏡で樹液を探して枝先にいるやつを見つけるつもりで行ったんだけど、
「ぜんぜん樹液出ていないじゃん!!」
例年はハチやらチョウやらが枝を歩いている様子を探すのだけど、毎年樹液を出す枝はどこもかしこもカラッカラ。カナブンすら見つからないのだ。
困ったぞー…。
ラッキーなことに、土手を駆け上がった足跡や幹に残るドロで先行者の存在を知るポイントが今日は妙にきれいだ。クモの巣も張りまくっている。
「とりあえず蹴るか〜!」っていくつか蹴ってみると、軽く手応えが。
ソフトな落下音だからメスかなと思いきや、
まずまずサイズのオスだ。測らなかったけど60前半くらいだろうか。「これは!」とにわかに希望が湧いて叩きまくっていたけど落ちてきたのはこれだけ。
かわりに地面でこんなのを見つけてしまった。
60台後半はありそうな死骸。比較的新しい。もしかしてピークは過ぎてしまったか!?
続いて行ったポイントではノコばかり。ノコは嫌いじゃないですが、地元でも十分に見られるからこちらでは外道だ。Fatal Furyさんも「今年はノコが多い」とコメントをいただいた。
ノコ当たり年ということかな。
細い樹液クヌギを叩いたらなんとミヤマシャワー!!
と言っても、ちびっこミヤマくんとその彼女たち。200本以上はクヌギがありそうだったけど、ミヤマが落下したのはこれだけだった。だってほとんど樹液が出ていないから。きっと樹液が出ていたらミヤマシャワーなんだろうな、このあたりは。
予定していたコースはこれで終わり。「帰るしかないか…」と思いながら森から脱出しかけた時にたまたま奥の方にクヌギ数本を見つけた。
もうヤケクソだ〜!ってブッシュに突入する。
意外と奥の方までクヌギが続いている。3本くらい蹴ったところで落下音。
やったミヤマだ!63ミリくらいだろうか。
調子に乗って奥へ奥へ進んでいく。傾斜地を降りて行くから帰りは辛いぜ、きっと。でも進むのだ〜。
小ミヤマくん。君に会えてよかったよ〜っ、てリリース。
最後にあった太めのクヌギで手応えがある。初めにメスが落下。さらに蹴る。
そこそこサイズ、キタ~!測ってみると65ミリジャスト。目標クリアだな。
もちろんリリース。「君に会えてよかったよ〜!」
次の目標は68ミリ以上。ここからはお持ち帰りサイズになる。そう簡単に見つからないよね〜。
気長にいきま〜す。
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